葉酸って何?

葉酸は人間にとって欠かせない栄養成分です。
この葉酸は一体どんな効果があるのでしょうか?ここではその葉酸についてどんな栄養成分なのかを詳しく説明します。

葉酸とは一体どんなもの?

葉酸はお母さんと赤ちゃんの健康を守るために必要な、水溶性のビタミンB群の1つです。
ほうれん草の葉っぱから発見された事から「葉酸」とよばれる様になりました。
葉酸は人間の体にとって大変重要な栄養成分です。
細胞分裂やDNAの合成などに必要で、造血作用もあり妊娠中に欠かせない栄養成分です。

葉酸の働きとは?

葉酸の主な働きの1つに造血作用があります。
ビタミンB12と協力し合い、血液を作るために必要な赤血球を作り出し、正常に働かせる事ができます。
また、細胞分裂やDNAの合成などに必要な栄養成分でもあります。
DNAという人間の細胞の核の中の染色体、DNAは言い換えると、体を作る設計図の事ですが、葉酸はこのDNAに正確な遺伝子情報を細胞に伝える手助けをします。
DNAは遺伝情報を細胞に伝達する事で同じ細胞を作ろうとしますが、その際に葉酸が不足してしまうと、正確な遺伝情報が伝達されないのです。
これは活性酸素が原因なのですがこの時、酵素という分子が間違った情報を修正する際に、その酵素は葉酸に影響を受けます。
この時に葉酸が不足していると、酵素自体が上手く働いてくれなくなり、間違った遺伝情報を修正できないままになってしまうのです。
ですから葉酸は細胞を作る際に深く関わる栄養成分なのです。
このように重要な働きをする葉酸を妊娠初期から摂取する事が、赤ちゃんやお母さんにとってとても大切なのです。

葉酸は人間のDNAを助けるために必要な栄養成分!

いかがでしたか?葉酸は細胞に深く関わる際に必要な栄養素であり、妊娠初期のお母さんに最も必要な栄養成分だという事がわかりました。
正確な遺伝情報を伝えるためにも、葉酸は妊娠初期から摂取する事が重要です。
葉酸は妊娠してからは更に必要になる栄養成分なので、つわりが始まりなかなか食べ物で摂れない時は、サプリメントなどで補っていきましょう。