葉酸の副作用について

葉酸は健康において必要な栄養成分です。
特に妊活をしている方、あるいは妊娠初期の方にとっては必要になる栄養成分です。
ですが、妊活中の女性、あるいは妊娠中のママや胎児に必要な栄養成分でも過剰に摂取すると良くない事もあります。
ここでは葉酸の過剰摂取においての副作用について詳しく説明します。

葉酸の過剰摂取で起こる3つの副作用

葉酸は水溶性のビタミンB群の一種であり、DNAなどの遺伝子情報を正確に伝える際に、細胞分裂の手助けをしてくれます。
他にも造血作用もあり、妊娠前からの摂取が良いとされています。
葉酸の摂取量目安は、妊娠中の方が400μg、その他の男性女性の方は240μgが推奨されていますが、過剰摂取してしまうと副作用が起こってしまいます。

1.葉酸過敏症

葉酸過敏症とは、吐き気やかゆみ、むくみ、湿疹や呼吸障害など健康障害が出る症状の事です。
文字通り葉酸の摂取のしすぎで体が敏感になってしまうものです。

2.ビタミンB12が欠乏しているか判断出来なくなる

ビタミンB12は葉酸と同様赤血球を作り、造血作用があります。
葉酸を過剰に摂取していると、ビタミンB12が欠乏していても分かりづらく、結果ビタミンB12の欠乏症の判断ができなくなってしまいます。
ビタミンB12が欠乏してしまうと、正常の赤血球を作る事がでくなくなり、悪性の巨赤芽球性貧血を起こしてしまいます。

3.赤ちゃんの喘息

オーストラリアの研究で妊娠後期中に合成の葉酸(モノグルタミン酸型)を1000μg摂取したところ、赤ちゃんの喘息になるリスクが25%も上がるという研究結果がでました。
この結果において妊娠中は特に規定量以上の葉酸の摂り過ぎに注意しましょう。


以上3つが葉酸を摂り過ぎてしまうと起こってしまいやすくなる副作用です。
規定量を守り過剰摂取しないように注意しましょう。

妊娠中の葉酸の1日の摂取量はどのくらい?

妊娠中に摂取する葉酸は不足しても、過剰に摂取してもお腹の胎児に良くありません。
では妊娠中は1日どの位の葉酸を摂取すれば良いのでしょうか?
一般の人であれば、男女問わず1日約200μg程、妊娠中の女性で約400μgの葉酸が必要になります。
そして全ての人に共通している葉酸の上限は1000μgです。
葉酸は水溶性のビタミンですので過剰に摂取しても殆どは尿として体外に排出されますが、きちんとした1日の摂取量を守る事が大切です。

葉酸は適切な量を守って摂取しましょう

葉酸は妊娠前から摂取する事で妊娠中において、お母さんや胎児の発育を助ける優秀な栄養成分ですが、過剰摂取してしまうと胎児に影響がでるだけでなく、様々な健康被害としての副作用が起こる原因にもなります。
殆どが尿として体外に排出されますが、だからといって多くは摂り過ぎず、リスクがある事を踏まえて1日の摂取量を守りましょう。