妊活中に葉酸を摂ることのすすめ
高齢出産に伴い、妊活や不妊治療をされている夫婦が増えています。
その中で、妊活中や妊娠初期にに摂る事が必要とされている栄養成分の中に葉酸があります。
ではここで、この葉酸がなぜ妊活中に必要な栄養成分なのかを詳しく説明します。
葉酸が妊活中の女性に進める3つの理由とは？
1.着床率を上げる
葉酸は子宮を健康に保つ効果があります。赤ちゃんの元となる受精卵は卵管を通って子宮に着床する事で妊娠に至るのですが、その時子宮の内膜が薄かったりすると、着床せず、妊娠しにくくなります。
葉酸は子宮内の厚みを出し、ふかふかのベットの様になり、受精卵が子宮内に着床しやすくする環境を作ってくれます。
これによって受精卵の着床率が上がる事で、妊娠しやすい体にしてくれるのです。
2.着床後の流産を防ぐ
葉酸は血液を作る造血作用があります。サラサラした健康な血液を作る事で子宮内の血流が良くなり、着床後の流産を防いでくれる効果があります。
3.胎児の死産や障害児のリスクを防ぐ
葉酸は血液を作る造血作用だけでなく、細胞分裂にも大きく関わる栄養成分です。妊娠初期は胎児の細胞分裂の増殖が盛んな時期で、その間に葉酸を摂る事は正常な赤ちゃんの成長に繋がり、死産や障害児へのリスクが下がるのです。
以上の3つの理由からも葉酸は妊活中の女性に積極的に摂取して欲しい栄養成分なのです。
葉酸は妊活中の女性だけでなく、男性にもおすすめ！
妊活中の女性に欠かせない葉酸ですが、実は男性側にも葉酸をおすすめする理由があります。なぜかというと、不妊治療をしている夫婦の約3割が男性側にも原因があるからなのです。
受精卵は精子と卵子が受精し、受精卵になりますが、この時奇形の精子だと、受精してもうまく細胞分裂する事が出来ず、仮に妊娠に至っても染色体異常が原因で、流産や死産のリスクがあります。
葉酸は卵子同様に精子の分裂にも大きく関わっていますので、男性側も葉酸を摂取し、奇形率を下げる事が正常な妊娠に繋がるのです。
妊活中の夫婦には葉酸は必要な栄養成分です。
男性も他人事ではありません。
不妊の原因の約3割は男性側にも原因がありますから、葉酸は男性にも摂って頂きたい栄養成分です。
妊活中の夫婦は積極的に葉酸を取り入れて下さい。